今回のインタビューは、Shioriさんです!

若くしてご両親を亡くしたShioriさん。

壮絶な苦難を乗り越えてきた彼女が語る、「本物の家族の絆」とは?

幼い頃から、「死」に向き合ってきた彼女が、摂理に出会って何を感じ体験したのか、心にしみるエピソードをお届けします!

Shiori
大学一年生の時に摂理に出会い、今は信仰を持って9年目。
作詞作曲やバレーなど音楽からスポーツまで幅広い才能を持つ。
さばさばしていてかっこいい感じだが、キュートな一面もあり、後輩からとても好かれ慕われている。

母親の闘病生活と父親の死

― 今日はご家族のお話メインということで、よろしくお願いします。

私の母は看護師だったんですが、私が小学校2年生の時に乳がんになったんです。

当時、医者からは「余命2年」と宣告されていたそうですが、その時母は、手術後も抗がん剤を使いながら、ずっと働き続けていたんです。だから、正直、そこまで病気が深刻だとは分からずに過ごしていました。

それと父は、私が高校3年生の時に肺を悪くして亡くなったのですが、母はその時も父の看病と私の面倒を見ることで精いっぱいで、自分の病気のことは二の次、という感じで、いつも自分の辛さを感じさせない人でした。

摂理に出会い、「死後の世界」について考えるようになる

― ところで、Shioriさんは、いつ摂理に出会ったのですか?

父が亡くなった直後に出会いました。それからは教会の人たちと活動するのがとても楽しくて、大学時代は毎日のようにみんなと一緒に過ごしました。

母は元々、「教会」とか「宗教」に対するイメージが悪い人だったんですよね。あと、「神様」とか目に見えないものの存在も信じないタイプの人でした。でも、仕事をやめて闘病生活が本格的にスタートするようになってから「死後の世界が気になる」っていうようになったんです。

長い間、患者さんを見ながら「死」について考えたり、キリスト教についても気になってはいたそうなんですけど、じっくり考える余裕はなかったようで。それで仕事をやめて時間ができたから、自分も教会で御言葉をちゃんと聞いてみたいというようになりました。それで母も聖書を学んで、教会にも一緒に行くようになりました。

― 途中からお母さんも一緒に教会に通うようになったんですね。それから何か変化はありましたか?

もし母が御言葉を聞かずにいたら、すごく苦しかったと思うし、私を一人残していくから心配だったと思うんですけど、でも神様の存在が分かったし、私には教会の人がいるから安心するようになりました。

だから末期にはずっと病室での入院生活になったのですが、不思議と、辛さを感じさせないというか、いつも朗らかで、「本当にがんを持っている人なんだろうか?」と思うくらいでした(笑)。

私が病院に毎日足を運んで御言葉を伝えたりしていたんですけど、母がいつも笑顔でいたのが印象的でした。家にいた時より笑顔で幸せそうにしていたんじゃないかな(笑)。教会の人たちもたくさん足を運んで一緒にお祈りもしてくれて、元気をもらっていたのも大きかったと思います。

それと母は賛美歌が好きだったんですよね。明るく開放的な雰囲気が好きで。最期に息を引き取るときにも教会の人たちがかけつけて賛美をしてくれたので、その中でこの世を去ることができて、幸せだったと思います。

母が残した手紙の中に「お葬式は教会」とあったのでそうしたのですが、昔の友人や職場の人がたくさん来てくれて、死を惜しんでくれて、いろんな人たちからとても好かれていたんだな、と思いました。

母は死後の世界について学べたから最期まで心穏やかで安心していられましたが、もし何もわからない状態で死を迎えていたら本当に怖かっただろうなって思いますね。

両親の死を乗り越えて感じた、「本物の家族の絆」とは

― ご両親が亡くなってから、いろいろと振り返ってみて、感じたことはありますか?

私は一人っ子だし、他の人から見たら親も兄弟もいないかわいそうな一人身に見えるのでしょうけど、実は自分ではそういう風に思わないんです。

実際、家族が生きていても家族の温かみを感じられない人って多いと思うんですけど、私は「死」について親子で話すことができたし、それを通して「本物の親子の絆」というか、「親子の愛」を感じるようになったと思っています。

今も教会の人たちが家族のようによくしてくれるし、むしろ自分が一人ではないっていつも勇気づけられているから孤独だとは感じないんですよね。

それと、両親を亡くして1人になったと牧師先生にもお伝えしたとき、「いつも私が親になってあげるから、なんでも相談しなさい」と話してくだった時はとても驚きました。いろんな人が私を心配してくれたけど、「自分が親になってあげる」なんて言ってくれた人はいなかったからです。

それで、私もそのように神様の愛で真実に人を愛せるようになりたい、と決心するようになりました。

最後に一言

― 最後にいつもの質問です。もし世界中の人の前で一言話すなら、何を伝えたいですか?

「あなたは1人じゃない」と伝えたいです。

もし自分は1人ぼっちだと思ってる人がいるなら、神様が友達にも親にも兄弟にも恋人にもなってくださるから何があっても大丈夫だと、私の体験を通して伝えたいと思います。

― 心にしみるエピソード、ありがとうございました!